転職サイトを見ていると、いつでもたくさんの求人があるように思います。転職を冷静に考えた時、最適な時期はあるのでしょうか。なるべくなら豊富な選択肢の中から最適な求人を選びたいものです。月ごとの求人数の数の変動や、転職する時の注意点など、まとめてご紹介していきます。
求人数が少ない、転職に不利な時期
全く求人が無いわけではありませんが、少なくなりがちな時期というものがあります。
【4月】
4月は、新卒の獲得で忙しい時期なので、中途の求人数は減る傾向です。新年度に入ったばかりで会社が落ち着かない場合が多く、忙しくて採用を行う余裕がない時期だからです。ただし、少ないですが3月に退職した人の補填の求人はポジション限定などで出てきたりします。
【8月】
企業にもよりますが、お盆休みの期間であったりして、採用を行わないケースが多いです。また、春に採用した新卒の方の教育が引き続き続いているというケースもあります。
【12月】
毎年、求人数が減る傾向にある時期です。秋に採用して人が十分に充足している状態であったり、年末が繁忙期で忙しく余裕が無かったり、年末休みがある等の様々な理由で求人が減ります。一般的に、転職者も年末年始は活動を控えたりすることが多いので社会全体での人の動きが鈍ります。
求人数が多い、転職に有利な時期
【1~3月】
年末にボーナスをもらってから会社を辞める人が多いので、人を補充したい企業が多いです。また、4月には充分な人数を確保していたいという企業も多いので、駆け足で採用が行われます。
【9~10月】
中途採用の狙い目と言われる時期です。春には主に新卒採用を行っていた企業が、中途採用の即戦力を求めて採用を強化する時期です。
転職時期を決めるポイント
【年齢】
節目の歳と言われている年齢であれば、すぐに動いた方が良いかもしれません。転職市場では、24歳、29歳、34歳等がそれに当たります。24歳であれば、第二新卒や未経験歓迎といった案件に多く該当できる可能性がありますし、29歳は、20代最後の歳です。また、場合によっては35歳以下と募集要項に定める企業があるので34歳で転職活動をするならすぐに動いた方が得です。
【勤続年数】
もし、短い期間での転職を繰り返しているなら履歴書での印象があまり良くないかもしれません。少し長いスパンで働いていたことになるように、もう少し頑張ってみるのも良いかもしれません。
【経済面】
いつ会社を辞めるかによって、もらえるお金が変わります。例えばボーナスをもらってから辞める、産休・育休の予定があるなら辞めないでいた方が得、あと一ヶ月いれば退職金が出る、等様々な要素があると思います。次の会社への入社時期を調整し、うまく損をしない転職をしましょう。
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