日本交通グループ以外のタクシードライバーに転職して失敗と後悔から学んだ13の対策

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日本交通グループ以外のタクシードライバーに転職して失敗と後悔から学んだ13の対策

未経験でも働けて稼ごうと思えば稼げるタクシードライバーの仕事に惹かれ、転職しようと考える方も少なくないでしょう。
メリットが多いように見えるタクシードライバーの仕事ですが、実際に転職してから失敗したと後悔する人も中にはいます。

ここでは、タクシードライバーに転職して失敗したことや後悔したことから、転職に失敗しないための13の対策を紹介します。

給与面での失敗から学ぶ対策

タクシードライバーの給料は基本的に歩合制となっており、成果を出した分だけ給与にそれが反映されます。
ですがそんな稼げるというイメージから転職してしまうと、実際収入にはかなり個人差があったことを痛感するかもしれません。

タクシー会社によっては固定給を設けているところもありますが、固定給だけでは実働時間に見合わないことも多いです。
そのため効率的に乗客を獲得するなど、ある程度のノウハウが身に付くまで稼げないと感じることもあります。

最初のうちはある程度の給与を保証してくれるタクシー会社も存在します。
日本交通グループなど大手企業がその一例です。
そういった制度を設けているところに転職するなど、失敗しないために会社選びをしっかり行いましょう。

固定給以上の稼ぎを得るには、日勤だけでは足りないこともあります。
そうなると、どうしても割増料金のある夜勤を行う必要がありますが、そこで失敗したと後悔する人も少なくありません。
夜勤は生活のリズムが狂ってしまうなど、肉体的に辛いことも多いです。

今まで日勤の仕事しか経験したことがない人にとっては慣れない勤務で、体調を崩してしまうこともあるでしょう。
そういったことを踏まえ、夜勤がどうしても難しい場合は日勤のみ可能なタクシー会社を探してみることも大切です。

気を付けるべきタクシー会社

タクシードライバーとして転職してから失敗しないためには、会社選びを徹底して行うことが重要なポイントとなります。
まず会社選びで避けたいのは、事故補償が全くないタクシー会社です。

車を運転するという業務上、事故のリスクはどうしても避けられません。
ですが事故を起こしてしまったら全額自己負担といった会社も中には存在します。
もしものことを考え、事故補償があるかどうかをチェックしておくことは重要です。

事故補償のない会社もそうですが、待遇が良くない会社は知名度が低いところも多いです。
そのため最初は、名前を聞いたことのある知名度の高い優良企業を選ぶようにしましょう。

優良企業かどうかを見極めるコツは、きちんとした事故補償を設けているかどうか、その会社にファンが多いかどうかです。
事故補償を設けている会社は、社員をきちんとバックアップしている会社でもあります。
また、ファンが多い会社はリピーターも多いため安定して乗客を得ることができます。

タクシーランクや稼働率にも注目してみる

気を付けるべきタクシー会社として、Cランク以下のところは注意する必要があります。
タクシー業界にはタクシーランクというものが設けられており、その会社のサービスや安全運行管理、経営姿勢などから100点満点で評価されます。

76点以上は優良で76点未満・61点以上はBランク、61点未満はCランクです。
Cランク以下ということは、安全管理や経営姿勢にも問題がある可能性が高いため、転職を考える際はタクシーランクもチェックしておくようにしましょう。

タクシー会社を選ぶ際には稼働率にも注目しておくことが大切です。
稼働率は全車両に対し何台の車両が実際に稼働しているかを表すものですが、この稼働率が低いとその分売り上げも逃している可能性があります。
売り上げを逃しているということは利益も少なく、その分社員の給料も少なく設定されている可能性が高いため注意が必要です。

失敗・後悔しないポイントは会社選び

転職してから失敗と後悔をしないために、優良な会社を見極め選ぶことが大切です。
優良企業の多くは福利厚生にもしっかりとした制度を設けています。
例えば健康保険や厚生年金などの社会保険はもちろん、労災保険や普通自動車第二種運転免許取得の費用までサポートしてくれるところもあります。

また、社員教育をきちんと行っているかどうかも大切なポイントです。
社員教育がしっかりしているところは、乗客への対応の仕方や売り上げを出すためのノウハウなど、基本的なことも丁寧に教えてくれるでしょう。

売り上げの良いタクシー会社を選ぶことも重要なポイントです。
十分な利益を得ている会社は社員に高速道路の代金やカード手数料を支払わせるといったことがありません。
こうした手数料をきちんと立て替えてくれるだけではなく、違反金を立て替えてくれるところもあります。

ほかにも、タクシー会社の設備が整っているかどうかも注目しておきたい部分です。
十分な利益を得ているということは、設備に力を入れる余裕があるということにも繋がります。
仮眠室や休憩室があり、快適な環境が保たれているかどうかも優良企業を見極めるポイントでしょう。

タクシードライバーとして転職し、失敗しないために取っておきたい対策はほかにもあります。
転職する前に知るのは難しいこともありますが、社員の定着率や管理職の社員の対応、実際に働いている人の対応の3点です。
大手企業であれば離職率などはネットからも調べることができるでしょう。

管理職の社員の対応は実際に電話をしてみたり、面接を受けてみたりすると知ることができます。
働いている人について知りたい場合は、その会社のタクシーを利用するのも1つの方法です。
実際にそこで働いている人を知ることで、事前に自分に向いているかどうかをある程度知ることができます。

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