日本交通グループなら土地勘のない都心部でも大丈夫!地方から上京してタクシー乗務員になる場合の安心ポイントを紹介

タクシーの乗務員になろうと考えた場合に多くの人が不安に感じるのが土地勘の問題ではないでしょうか。

地元ならともかく、知らない土地で運転手をする場合、ルート選択で失敗しないか心配になるものです。そこで、日本を代表するタクシー会社のひとつである日本交通グループを例に挙げつつ、土地勘のない場所でもタクシー乗務員としてやっていけるのかどうかについて解説をしていきます。

最初から土地勘のあるタクシー乗務員はいない!

タクシー乗務員といえば、みな地理に詳しいというイメージがあります。

なかには「担当地域の道ならほとんど把握しているのだろう」と思っている人もいるかもしれません。しかし、それは実情とは異なります。

多くの乗務員は地元とは違う場所で営業をしているため、少なくとも、最初はその土地に関して不案内です。

また、仮に多少の土地勘があったとしても中途半端な知識は逆効果になりかねません。なぜなら、タクシーというものはただ目的地にたどり着ければよいというわけではなく、渋滞などを考慮したうえで最も早く到着できるルート、あるいは有料道路を避けて最も安く到着できるルートなどを常に判断しなければならないからです。

中途半端な知識に頼ると間違った判断をしてしまいがちで、それなら、白紙の状態からタクシー乗務員としての正しい知識を積んでいったほうがマシだというわけです。

以上のことからもわかるように、タクシー乗務員を始める際には全員がゼロからのスタートになります。したがって、自分だけが土地勘がないのではないかと不安がる必要はないのです。それに、日本交通グループの場合はまだ経験の浅いタクシー乗務員に対するフォローもしっかりしているので安心です。

初めての道でも安心!全車両にカーナビ搭載

日本交通グループの主な営業エリアは過密な都市部です。

地方から出てきた人間がそうしたエリアでタクシー乗務員の仕事をした場合、右も左もわからずに戸惑うことにもなりかねません。

しかし、日本交通グループでは全車両にカーナビが搭載されています。カーナビを使用すれば目的地までスムーズに案内してくれますし、カーナビを使ったからといって文句をいうお客さまもまずいないはずです。それに、カーナビがあれば遠距離でも不安なく車を走らせることができるというメリットがあります。

たとえば、大阪から滋賀県まで行きたいというお客さまがいたとします。滋賀県にいったことがない場合、カーナビがなければ断りたいところですが、それが全く問題なく送り届けることができるのです。そうなれば、かなりの長距離を走ることになるので売り上げにも大きな貢献ができます。また、日本交通グループのタクシーにはGPSカーナビ対応のデジタル無線が装備されています。それによって、迎えに行く段階で場所がわからなくて手間取ってしまうといった心配もなくなります。

つまり、万全の装備によって、土地勘がなくてもスムーズな送り迎えができるようになっているわけです。

未経験者の不安を払拭する!充実の研修制度

日本交通グループは研修も充実しています。研修期間は経験者なら10日程度ですが、未経験者の場合は1カ月みっちりと時間をかけておこないます。

そのあいだに運転スキルの向上を図ると同時に、総合研修センターで接客サービスの習得や地理の理解などを深めていってもらおうというわけです。まず、地理講習会では配布したテキストに基づき、熟練教師による講義をおこないます。よく通る道から順に教えてもらえるので、効率よく学習を積むことができます。

また、営業所に配属されてからも、ベテランの班長が同乗をしたうえで指導をおこなってくれるので安心です。班長からは運転技術や接客の指導だけではなく、早道・近道・お客さまの多いエリアなどを教わり、より実践的な地理の知識が身につくことになります。

このように、地理に関しては二重三重の教育システムがとられているのです。そして、その事実を知っていれば、たとえ慣れない土地であっても、安心してタクシー乗務員を目指せるのではないでしょうか。

研修後のフォローアップ体制も万全!

日本交通グループでは同乗指導が終了し、一人で営業をおこなうようになったあとも、さまざまなフォローアップで新人をサポートしています。

たとえば、運行管理者や教育担当乗務による新人ミーティングです。もし、営業中にわからないことや疑問点があった場合はそこで確認ができるというわけです。

また、その他にも、黒タク教習、地理勉強会、流し方教室などといった教育プログラムが用意されています。特に、地理勉強会は積極的に参加することで地理のスキルをぐんぐん向上させていけます。

もちろん、それほど地理のスキルが高くない人でもカーナビがあれば営業は可能です。しかし、能力が向上すると、それだけ、瞬時に適切な判断を下せるようになります。そうなれば、より効率よく稼げるようになるはずです。

タクシー乗務員を目指すのに土地勘は不要!

土地勘のない場所でタクシー乗務員をするのは不安が大きいものですが、それほど心配する必要はありません。なぜなら、多くのタクシー会社では乗務員に対するフォローアップ体制が充実しているからです。

カーナビが搭載されているのはもちろん、研修も丁寧におこなってくれます。しかも、勉強会などで必要な知識を身につけることができるのです。以上の点を踏まえたうえで、タクシー会社への転職を検討してみてはいかがでしょうか。

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