タクシードライバーは、自身の売上によって給与も変動します。
そのため、人口が多い都市で勤務するドライバーのほうが給与が高い傾向にあります。
東京はタクシードライバーとして働くには文句なしの大都市ですが、そのなかでも特にお客さんを拾いやすい場所があります。
今回は、東京でタクシードライバーに人気のエリアを紹介していきます。
昼間は働くビジネスマンを乗せられるターミナル駅やオフィス街が狙い目
平日の東京の主なタクシー利用客はサラリーマンやOLです。
取引先に向かうときや、出張などで駅や空港に向かうときはタクシーがよく利用されます。
取引先に向かうときは、目的地の最寄り駅で降りて、タクシーですぐ近くまで移動するというビジネスマンもいます。
そのため、利用客が多いターミナル駅は、それだけ乗客も期待ができます。
東京駅、新橋駅、新宿駅、上野駅などは周辺がオフィス街となっているので、特に期待が高いターミナル駅です。
タクシーを走らせながらお客さんを見つける流し営業の場合は、オフィス街のエリアが狙い目です。
都内のオフィス街は丸の内、虎ノ門、汐留、麹町、日本橋など数多く存在します。
丸の内は日本一のオフィス街と言われる名の知れた場所ですし、虎ノ門は付近に多数の駅があり人の往来が活発なエリアです。
汐留はアジアヘッドクオーター特区に指定されていて、グローバルな企業が集まっているのが特徴です。
麹町は中小企業が入居しているテナントが多く、他にも住宅地や学校が混在しています。
このように、オフィス街といっても多種多様な特徴があります。
いろいろなオフィス街を巡って、どこでタクシーを流せば一番の儲けになるのかを勉強していきましょう。
夜中は繁華街で帰りのお客さんを乗せよう!でも、銀座は要注意
東京は夜でも賑やかです。
仕事上の接待や会社仲間での飲み会が開かれるからです。
特に繁華街に人が集中します。
東京の有名な繁華街は、新宿、恵比寿、赤坂などです。
これらは夜間働くタクシードライバーの人気エリアとなっているので、割増料金がとれる夜間の営業に利用したいところです。
しかし、東京の繁華街でタクシードライバーが注意しなければいけない場所があります。
それが銀座です。
銀座は、ブランドショップや高級レストランが立ち並ぶ言わずと知れた場所ですが、都内で唯一の乗車禁止地区に指定されている場所でもあります。
タクシードライバーは、その地区では、特定の時間帯に道端で乗客を自由にお乗せすることができません。
銀座の場合は平日の22~1時の間が規制時間となります。
その時間帯は、指定されたタクシー乗り場でしかお客さんを乗せてはいけないのです。
この規則を破ると、タクシー業務適正化特別措置法に抵触し、勤めているタクシー会社にペナルティが与えられてしまいます。
夜間の乗務に精を出すのはいいですが、ルールを守らないと会社に迷惑がかかることになるので気を付けましょう。
人が集まる観光地も忘れてはいけない
土日祝日に乗務を行うなら、オフィス街よりも観光スポットに目を向けましょう。
東京は観光スポットも豊富で、そうしたエリアには隣県の人や外国人観光客がたくさん集まってタクシー需要も生まれます。
観光客を捕まえやすい場所は浅草です。
浅草は昔ながらの東京の街並みが残っており、外国人観光客に人気があります。
浅草がある台東区の平成30年度の観光客数は5,583万人で、そのうちの953万人が外国人観光客でした。
外国人観光客はタクシーを利用する傾向があります。
タクシーは電車に比べると運賃は高いですが、目的地を告げるだけでその場所に連れて行ってもらえるというシンプルさが、外国人観光客にはありがたいようです。
もちろん、国内からやってきた観光客もターゲット層になります。
観光先でたくさんの買い物をした結果、ホテルまでタクシーで戻りたいという人もいるでしょう。
こうした観光客を拾っていくことで収入アップにつなげましょう。
人気エリアはわかったけど、どのタクシー会社に勤務すればいい?
ここまで都内にあるタクシードライバーの人気エリアを紹介してきましたが、転職するならどのタクシー会社がいいのでしょうか。
東京にはいくつか大手タクシー会社がありますが、日本交通グループは十分選択肢の1つになるでしょう。
日本交通グループは研修制度や1年目からのサポートが充実しているため、タクシードライバー未経験の人でも安心して転職ができます。
タクシードライバーは運転・接客の研修や、地理を覚えるための路上研修があります。
日本交通グループは研修期間が約1ヵ月ありますが、その間も日当1万円と交通費が支給されるのです。
また、1年目の最初の3ヵ月には月40万円、残りの9ヵ月には月35万円の給料を保証するとしています。※(12ヶ月補償制度)要件ありの給与保証
つまり1年目の年収は最低でも435万円が保証されるということです。
もちろん、日本交通グループにも歩合給があるので、1年目からどんどん自分の売上を増やせば、それだけ給与も高くなります。
日本交通グループに転職した人のなかには、1年目で年収500万円を超えるという人もいます。
また、日本交通グループの歩合率は62%と、業界でも最高水準になります。
こうした好待遇を活用しながら、東京都内にあるお客さんを拾いやすいエリアを巡って売上を上げていき、タクシードライバーで高収入を目指しましょう。