タクシー運転手は50代の未経験からでも活躍できて長く働ける働き方

「35歳転職限界説」と言われたのも一昔前。
近年では、ミドル層の転職者が増えてきているそうです。
その反面、「50才を過ぎた私に転職先なんてあるのだろうか?」と不安を感じる方が多いのも事実。
果たして50代の転職は無謀なのでしょうか?

50代でもOKな仕事とは?

タクシー運転手は50代の未経験からでも活躍できて長く働ける働き方
50代の転職は「仕事がない」「あったとしても選べない」そんなイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか。
しかし、必ずしもそんなことはありません。
これまでの経験を活かすのも一つ、先入観をリセットして違う世界に飛び込んでみるのも一つ。
すると、意外に幅広い選択肢があるものです。
営業経験がある方は、営業職はもちろん接客業などコミュニケーション力を生かせる仕事が良いでしょう。
資格をお持ちの方は、それを活かせる仕事を探すのも良いでしょう。
そして、何より活かせる資格、それが「自動車運転免許」です。

未経験の転職者

運転免許は、数ある資格の中でも最も一般的なものの一つです。
生活に密着したものでもあるので、資格であることを忘れている方も多いのではないでしょうか?
その認識とは裏腹に、応募条件として「自動車運転免許」を掲げている求人があふれるほどあります。
未経験から新たな業界へと転職するにあたり、非常に強い武器として活用することが出来るでしょう。
運転免許を活用できる仕事として、まず頭に浮かぶのがドライバー職でしょう。
そして、未経験スタートの方に特におすすめしたいのがタクシードライバーです。
なぜタクシードライバーがオススメなのか。
それは、”第一種普通”自動車運転免許があればチャレンジすることが出来るからです。
タクシーを運転するには、いわゆる二種免許が必要となります。
そこでタクシー会社によっては、二種免許取得費用を会社で負担する制度を整えています。
つまり、会社負担で新たな資格を手に入れられる。
これは大きなチャンスです。

高卒活躍中

学歴社会と言われて久しい日本においては、多くの求人で「大卒以上」と学歴の縛りが見受けられます。
しかし、タクシードライバーに必要なのは「運転免許」、ただそれだけです。
学歴を問わず活躍できるのも大きなメリット。
実際に活躍しているドライバーの方々に伺うと、高卒という方が多くいらっしゃいました。

タクシー運転手の年収

転職にあたって、やはり気になるのがお給料。
仕事をする上でとても大切なところです。
実際にタクシードライバーはどれくらい稼ぐことが出来るのでしょうか

業界最大手の日本交通を参考にすると、
 ・未経験1年目の平均年収が、420万円
 ・ベテランの最高年収が、790万円

給料の安いイメージを持たれやすい仕事ですが、
想像以上に稼ぐことが出来るのがわかります。

長く働ける

給料が良いのはわかったけれど、きつい仕事なんでしょ?
そんな声も聞こえてきそうですが、ワークライフバランスがしっかりと取れているのも大きな魅力。
一般的な働き方は、隔日日勤という勤務体制です。
1日17時間ほど働き、その翌日はお休み。
月に12~13乗務で、月の半分以上がお休みとなります。
しかも、これは法律でキチンと決められていて、それ以上勤務することが出来ません。
『いい会社とは、従業員が定年まで働ける会社』
これは先ほど給与例に上げた、日本交通の初代の言葉です。
良くないイメージが先行するタクシー業界ですが、
それを払拭するほどの魅力が詰まったお仕事であることがわかります。

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