都内大手の求人を見て転職してみたタクシー乗務員の体験談

都内大手の求人を見て転職してみたタクシー乗務員の体験談

私は東京都内で車両保有台数が20台に満たない零細企業に勤務していましたが、将来の不安もあり大手のタクシー会社の求人に応募し転職しました。私のケースはちょっと極端かもしれませんが、私の体験談が大手タクシー会社の求人を見て転職を考えている方の参考になればと思います。

本当に歩合率で選んでいいのか?

私なりの結論から言ってしまうと、歩合率はあまり気にしないほうがいいと思います。
私のケースでは歩合率が高めでも低めでも、実際の収入に大きな違いは生まれませんでした。

小規模事業者に在籍していた時は概ね一律65%程度と高め。それに対して移籍した都内大手タクシー会社の歩合率は、平均営収によって段階的にステップアップできるシステムでした。これによって52%ほどから62%くらいまでの幅があったと思います。

日頃から頑張って十分に利益を上げてくれる社員は歩合率が高くなるという事ですね。これほどの差があるのになぜ実際の収入が同じになるのでしょうか。それは大手タクシー会社と契約している企業のタクシーチケット利用客だったように思います。

都心の繁華街などで営業していると、中小のタクシー会社の車を避けて私の車に手を挙げてくれるのです。こういったお客さんが都心から郊外の自宅まで長距離利用してくれました。また、移籍前はほとんどなかった無線配車が多いのです。それも結構な割合で中・長距離のお客さんです。某有名ホテルのタクシー乗り場に並んでいた時に印象深い思い出があります。他のタクシーと一緒にタクシー乗り場に順番待ちをしていたのですが、ボーイさんが順番を3台ほど飛ばして軽井沢までという長距離の外国人客を回してくれました。

これはまさに会社のネームバリューですね。大手はこのように乗務員が稼ぎやすい様々な環境が整っているんですね。

大手は車が違う!営業所が違う!

大手タクシー会社に移籍してまず感じるのは車の良さです。私が在籍していた小規模事業者では大手企業の払い下げの中古のクラウン・コンフォートを塗りなおして使っていました。
ボディーをよく見ると大手タクシー会社の特徴的なラインが入っているのが見えます…。走行距離も廃車にした方がいいんじゃないかと思うほどです。セドリックもありましたがグレードはやはりクラシック。

大手ではクラウンはスーパーデラックスになり乗り心地も快適になり、エアコンもしっかりと効きます。タクシー経験者ならわかると思いますが、コンフォートとスーパーデラックスでは車としてまるで違うのです。乗り心地の違いを表現すると、商用バンと乗用車というのがわかりやすいかと思います。私は隔日勤務で長時間乗務でしたので、本当に体が楽になりました。それに加えて実車時の神経の使い方に大きな違いが出ました。グレードの低い車に乗っている時は、知らず知らずのうちに乗り心地を良くしようと神経を使っているのです。

プロのタクシー乗務員として当然の事ではありますが、車のグレードが上がった事で神経の疲れ具合が全く変わりました。営業所は6畳1間のコンテナハウスから大浴場や仮眠室もある自社ビルになり、洗車スペースも使いやすく乗務以外の面でもとても快適になりました。

安定企業で将来を見据えて自分を高められる

私が大手タクシー会社へと移籍を考えたのにはいくつかのきっかけがありました。
当時在籍していた小規模タクシー会社に不安を感じたからです。ある時、会社が行政処分を受け、ただでさえ少ない車両の4分の1ほどが営業停止となってしまいました。新米だった私は車に乗れないという非常事態に。詳しくは教えてもらえませんでしたが、時間オーバーや走行距離オーバーなどの各々の無理な営業を指摘されたのでしょう。潰れるとは思いませんでしたが、やはりこれは不安でした。

大手タクシー会社のメリットの1つが、長い目で見た時の安心感でしょう。タクシー業界自体は必須交通機関の一部とも考えられており、安定業界と言われます。しかし、近年では海外のWEB配車サービスなど、業界の安定を脅かすライバルも現れてきています。そんな中で大手では独自のWEB配車サービスも始めています。また介護タクシーや妊婦さん向けの配車サービスなど、たくさんの新サービスを導入して仕事の幅を広げています。

介護資格など特殊技能を身に着ける事で、自分に単なるタクシードライバーというだけではない付加価値を付けていく事も可能です。

私が大手タクシー会社に移籍してみた感想のまとめ

私の場合、大手タクシー会社に再就職してデメリットというのはありませんでした。
もしあなたが大手の求人を見て迷っているのなら、積極的に検討する事をおすすめします。心配していた収入も、歩合率こそ若干下がったものの営収が伸びた事で実際の収入は少しアップ。福利厚生面では全国に安く利用できる保養施設もあり、家族のある方は利用しているようでした。
しいて言うならば私が移籍した大手タクシー会社には労働組合があり、半ば強制的に加入させられるのが面倒に感じましたが…。これは私がこの手のものが嫌いだからであって、みなさんには苦にならないかもしれません。

また、大手では接客マナーの教育は非常にしっかりしていました。今、読まれている方の中には居ないと思いますが「そんなの面倒くさい」と思ってしまう方には大手タクシー会社での勤務は難しいでしょう。

最後になりますが、会社を移るというのは新しい環境に身を投じる訳で、それなりのパワーが必要ですし会社に慣れるまでは精神的に疲れもあるかと思います。

しかし、それは一時の事。長く続けていく仕事です。思い切って踏み出して、大手で再スタートを切ってみてはいかがでしょうか。

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